ブログ

第6章 第4期:「全面開放」

👉目次へ

この章では、習近平政権が始まった2013年から現在までの第4期について扱う。

習近平は、中国共産党中央委員会総書記、中共中央軍事委員会主席、中華人民共和国主席、中華人民共和国中央軍事委員会主席であり、中央財経指導小グループグループ長でもある。

第4期には、次の奨励策に大きな変更があった。

(b) 海外からの外貨での借入れの容易性

(d) 登録資本の引受(払込済資本に対して)

また、次の制限策にも大きな変更があった。

(b)’ 外資規制

(c)’会社の設立と変更の厳格な手続

(e)’ 外貨送金

(g)’ 強制技術移転

(h)’ 合同年度検査 / 合同年報

(b)’の外資規制に対する変更が最も大きかったため、この章は(b)’から始めることとし、次いで、(b)’と密接に関連しているので、(c)の会社の設立と変更の厳密な手順を検討する。その後に、残りの策について検討する。

関連記事

  1. 第4章 第2期:「急速な発展」
  2. 第8章 投資保護(外商投資法第3章)
  3. 第7章 外商投資法の制定
  4. 3.2.1 (a) 税制上の優遇措置
  5. 3.2.3 (c) 輸出入権
  6. 5.7 (d)’の投注差に関する規制のさらなる複雑化
  7. 12.2 中外合弁経営企業法と会社法の違い
  8. 第3章 奨励策と制限策
PAGE TOP