ブログ

6.5 (d) 登録資本の引受(払込済資本に対して)が内資企業にとっても原則に

👉目次へ

3.2.4でみたように、会社法のもと、当初、内資の有限責任会社の資本金は、会社登録機関に登録された全株主の払込済資本のことであった。

2014に、会社法第26条は以下のように修正された:

有限責任会社の登録資本金は、会社登記機関に登記した全株主の引き受けた出資額とする。

法律、行政法規および国務院の決定に有限責任会社の登録資本の実際の払込、登録資本最低限度額について別段の規定がある場合は、その規定に従う。

この改定により、外資三法、会社法のすべてにおいて、登録資本金制度が採用されるようになり、この点で大きな差はなくなったと言える。

👉3.2.4

関連記事

  1. 5.10 M&A規定に独禁審査と国家安全審査が組み込まれる
  2. 3.3 制限策
  3. 5.5 (b-1)’ VIE 問題に対する政府機関の慎重化
  4. 5.3 内資企業による(c)輸出入権の取得
  5. 第3章 奨励策と制限策
  6. 7.2 習近平政権のもとでの外商投資法の立法過程
  7. 2.2 改革開放の40年間を四分割
  8. 7.4 外商投資法の特徴
PAGE TOP